モブサイコおもしれ~!!!ってなった決め手はやっぱり6巻の「逃げたっていいんだよ!」のくだりだったんだけど、それまではモブサイコをシュールギャグありのバトルアクション漫画という風に捉えてて、だから第七支部編も特に重く捉えずバトル漫画っぽくなってきたなあくらいに思ってて…大人vs子供の構図だって少年漫画ならそんなおかしくもない展開だし だけどそのあるある展開に「子供が殺意を抱かなきゃいけない異常性」「大人が子供をボコる異常性」みたいなある種メタい正論で切り込むという、その緊迫感の生み出し方に舌を巻いたというかびっくりして…それまでもモブの葛藤はちゃんと描かれていたのに、バトル漫画という空気に呑まれてモブの感情を蔑ろにしてたことにようやく気付いて冷水浴びせられた気持ちになった でもテルや律がモブに反撃を強いるのもまさにこの状況に呑まれているからで、事ここに至る説得力が凄い ましてや彼らは子供同士なのだ…… 漫画がうまい…そんなモブも律もテルもバトル漫画のキャラ以前に子供であるという超現実的な目線に引き戻すのが霊幻なわけだけど、これは単に霊幻が大人だからってだけじゃなくて、「超能力という夢のある世界なのに詐欺師故に妙なところで現実的で夢のない大人」っていうこれまでシュールな笑いと作品全体のアクセントを生む役として描かれてた霊幻のキャラクター性が最高のタイミングでカウンターとして使われるからなんだよね 夢のない大人だからバトル漫画というファンタジーから現実に引き戻せるし、逆にだからこれまでの霊幻はバトル展開に関与させられなかったんだなあと合点がいく 漫画がうまい…そんで現実に引き戻されて一気に生まれた緊迫感にここからどうするのかと思ったら、「師匠(大人)に任せる」という超現実真っ当な解+超能力レンタルという超ファンタジー展開=霊幻1000%爆誕という超シュール無双に繋げてしまうという超緩急 本当におもしろすぎてどうしようかと思った 漫画として気持ち良すぎでは?凄いよね…… iine 🙏 雑記/MP100 2025/03/06(Thu)
それまでもモブの葛藤はちゃんと描かれていたのに、バトル漫画という空気に呑まれてモブの感情を蔑ろにしてたことにようやく気付いて冷水浴びせられた気持ちになった でもテルや律がモブに反撃を強いるのもまさにこの状況に呑まれているからで、事ここに至る説得力が凄い ましてや彼らは子供同士なのだ…… 漫画がうまい…
そんなモブも律もテルもバトル漫画のキャラ以前に子供であるという超現実的な目線に引き戻すのが霊幻なわけだけど、これは単に霊幻が大人だからってだけじゃなくて、「超能力という夢のある世界なのに詐欺師故に妙なところで現実的で夢のない大人」っていうこれまでシュールな笑いと作品全体のアクセントを生む役として描かれてた霊幻のキャラクター性が最高のタイミングでカウンターとして使われるからなんだよね 夢のない大人だからバトル漫画というファンタジーから現実に引き戻せるし、逆にだからこれまでの霊幻はバトル展開に関与させられなかったんだなあと合点がいく 漫画がうまい…
そんで現実に引き戻されて一気に生まれた緊迫感にここからどうするのかと思ったら、「師匠(大人)に任せる」という超現実真っ当な解+超能力レンタルという超ファンタジー展開=霊幻1000%爆誕という超シュール無双に繋げてしまうという超緩急 本当におもしろすぎてどうしようかと思った 漫画として気持ち良すぎでは?凄いよね……